大人用紙おむつ評価の国際標準化、ISOの承認で海外展開にも期待

  ユニ・チャームと日本衛生材料工業連合会が共同で申請していた、尿吸収補助具(大人用紙おむつ)の評価に関する一般的指針の国際標準化がこのほど、国際標準化機構(ISO)より新規提案として承認された。今後、ISOの技術委員会で審議が行われ、各国のコンセンサスを得ることで国際標準として発効される予定。日本の優れた製品の一つである大人用紙おむつに関する評価の一般的指針が国際標準となることで、利用者の利便性が高まると共に、日本企業による海外市場の開拓促進が期待される。

 今回の申請は、2013年5月に日本工業標準調査会(JISC、事務局は経済産業省)に行ったもので、同8月にJISCよりISOに新規提案、同10月に国際会議でプレゼンテーションを実施し、その後3カ月間の投票期間を経て承認された。

 日本の大人用紙おむつは「テープ止めタイプ」「パンツタイプ」「尿とりパッド」の3タイプがあり、テープ止めタイプとパンツタイプの内部に、尿とりパッドを併用する点に特徴がある。タイプを生活環境や身体状況に応じて組み合わせることで、利用者のADL(日常生活動作)に、より沿っての排泄ケアが可能となる。

 また、尿や便の状況に応じて尿とりパッドだけを交換することができ、ゴミ排出量抑制にも貢献する。これらの特徴が国際標準に反映されることにより、利用者の利便性向上と共に、環境負荷および費用負担の軽減にもつながる。

 日本は65歳以上の高齢者人口が3186万人(13年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合が25・0%となり、世界でも類のない超高齢社会となっている。この日本市場で蓄積した大人用紙おむつの評価に関する一般的指針が国際標準になることで、アジア各国をはじめ急速に高齢化が進む国々で、適切な排泄ケアを啓発することができると考え、今回の申請に至った。

薬事日報より

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