感染管理の基礎

2018年06月27日(水)RSS

鈴与の医療機器トータルアウトソーシングサービスの岩橋です。

今回は、使用済み医療機器の感染管理に関する注意点についてお話いたします。

医療器機に限らず、自然界には微生物が無数に存在しておりますが、そのすべてが人に害を及ぼす訳ではございません。
これらの中で人に害を及ぼす(感染症の原因になる)微生物は、”病原菌微生物”と呼ばれています。

感染症の原因であるこの”病原性微生物”の知識を身につけ、感染症の原因を減らす努力をすることが、使用済み医療機器を安全に取り扱うためにも非常に重要となってまいります。

次に、感染管理の基礎知識について簡単にご説明いたします。

感染が成立するには3つの要素が必要となり、これら3つの要素は、一般的に『感染の三要素』と呼ばれています。
①病原体の存在
②感染経路
③感受性
これら感染の三要素が揃ったとき、病原菌に感染することになります。

逆に言えば、これら感染の三要素の一つでも断ち切れば、感染を起こす確率が低減します。
よって、感染の三要素の一つ一つをしっかりと断ち切ることが感染管理の基本であり、重要な点となります。

また、感染する確率は、感染力(菌の毒力)×菌数×感受性(人が菌に対する抵抗力)となります。
日常の感染を減らすには、手などの洗浄・消毒を正しく実施し、菌数を減らし、人の感受性を低くする(体力、抵抗力を高める)ことが大切ですが、使用済み医療機器を扱う際にも、感染の三要素である”感染経路”を断ち切るために、保護具(グローブ、マスク、ガウン)の着用が不可欠となります。

鈴与では、入退室や服装(保護具)についても、感染経路の観点から厳密な規定を設け、管理しております。
また、洗浄作業に従事する作業員に対して定期的に感染管理セミナーを実施し、「なぜ洗浄が必要か」という根本的なことを理解させるとともに、感染管理の基礎に関する継続的な教育を行っております。
加えて、洗浄作業の品質を担保するため、品目毎のSOPを整備し、これを基に作業を実施しております。

・洗浄作業の感染管理が徹底できていない
・洗浄作業だけ自社(もしくは委託先)にて対応しているが、品質に不安がある

といった課題をお持ちでしたら、厳密な管理規定に基づいた作業環境の中、感染管理に関する教育をうけた作業員による、SOPに基づく洗浄作業を、配送センターと同一場所で実施することのできる鈴与の医療機器トータルアウトソーシングサービスに是非一度お問合せください。
(参考資料:㈱エムジーコンサルタント)

鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 岩橋

和歌山県出身。物流会社でプラントエンジニア(主に重量物搬入、設置)を経験後、同社医療関連事業部で医療施設の院内・院外で滅菌、SPDや医療メーカー向け貸出手術器械の洗浄業務の開発を行った。現在は医療機器物流の営業担当として活動。

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