鈴与の医療機器物流ブログ

~医療機器物流・製造に関する最新情報をお届け致します~

自社の物流対応に限界を感じていませんか?ー鈴与の提案事例

2022年04月20日(水)RSS

こんにちは、鈴与のトータルアウトソーシングサービスの吉崎です。

鈴与の医療機器物流サービスでは、大きく5つのサービスをご提供しております。
①配送センターサービス
②医療機器製造業(包装表示保管)サービス
③医療機器製造業(無菌バリア包装)サービス
④貸出医療機器洗浄サービス
⑤輸入手配サービスを提供しております。

今回は、①配送センターサービスと②医療機器製造業(包装表示保管)において、鈴与が実際にお客様にご提案した事例をご紹介します。

お客様概要と抱えていた課題

今回ご紹介する事例のお客様概要は以下の通りです。

<お客様概要>
・取扱製品:パルスオキシメーターを中心とした、多種多様な輸入医療機器
・アイテム数:約1,100アイテム
・物流体制:都内自社オフィスの入居しているビルの複数フロアを使用し、医療機器製造業及び配送センターを自社で運営
・鈴与を知ったきっかけ:
入居しているオフィスビルの老朽化に伴い移転が必要となり、物流のアウトソーシングを検討していたところ、
WEB検索で鈴与のサービスを知り、鈴与のHP経由で問い合わせいただいた。

外部要因によりアウトソーシングの必要性を迫られていたこともありますが、
実際にお客様にヒアリングをしていくと、以下のような課題を抱えていることが分かりました。

課題①リソース不足
製造作業や入出荷作業の業務に従事していた社員様の退職もあり、本来は事務作業に従事する方々が業務の合間を見つけて、医療機器製造作業や入出庫等の配送センター業務のサポートを行うことで日々の業務をこなしているような状況となっており、自社で物流を対応するだけのリソースが不足している、という課題をお持ちでした。

課題②属人的な運営体制
お客様の体制として、製造作業や入出荷作業にはある特定の社員様が長らく携わっており、手順は存在しているものの、細かな作業内容や、日々発生するイレギュラー対応などはその方に聞かなければ分からないことが多く存在する状態で、属人的な運営体制となっている点が課題でした。
また、こうした複雑かつブラックボックスの多い運営体制は、業務効率化の妨げとなる一因でもあり、さらには離職による潜在的な業務継続リスクが大きい点もご認識されておりましたが、どのように業務の標準化を進めていけばよいか、そのノウハウがないという点も課題として抱えており、アウトソースするにあたっての懸念事項でもありました。

課題③在庫管理精度
在庫管理は販売管理システム上で行っており、細かなロケーション管理やシステムによって制御された入出荷ルールが存在しない中、熟練の現場社員様による”現場のルール”が多く存在する中での管理運営となっておりました。
日々の業務はこなせるものの、”人”に頼った管理はリスクも大きく、結果として棚卸での差異が発生するなど、在庫管理方法・精度に課題がありました。
これも物流業務の現場の運営体制が属人的になってしまい、在庫管理業務の多くをマニュアルで対応していることに起因するものでした。

課題④拡張性
ビジネスの拡大・売上の拡大に伴って、当然在庫物量も増加していきます。
一方、オフィスビルでは保管として使用できる場所が限られており、拡張性に限界がありました。
今後の事業展開、成長にあわせた拡張性を確保したロジスティクスの拠点構築が課題となっていたと言えます。

鈴与のご提案内容

こうした課題に対して、鈴与では大きく4つのソリューションをご提案しました。

①リソース不足
鈴与の拠点内での大部屋化・多能工化による繁閑差の吸収・リソース確保のご提案

②属人的な運営体制
⇒SOP・マニュアルの整備と計画的な教育訓練による業務の平準化の実現

③在庫管理精度
⇒鈴与のWMSとWEB在庫照会システムを併用した在庫管理のシステム化のご提案

④拡張性
拡張性のあるレイアウトと倉庫特有の高さ方向を有効活用する効率的な保管スペースのご提案

鈴与にアウトソーシングした後の変化・改善効果

鈴与に医療機器製造業務・配送センター業務をアウトソーシングいただいたことで、現在は事業拡大に伴う在庫物量増加にも柔軟に対応することができています。
在庫物量・取扱アイテムの増加に対しても、鈴与の倉庫管理システムやWEB在庫照会システムを適切に活用することで、在庫管理精度も向上し、鈴与へとアウトソーシングしてからの棚卸差異も大幅に改善されました。

属人的で多くを”人”に頼っていた製造および物流関連業務に関しては、鈴与によってすべてが標準化され、それをもとに、QMSに基づいた教育訓練を拠点鈴与スタッフに実施。
その結果を力量として評価し、見える化して管理することで、大きく物量や作業量が増加しても対応できる作業員応援体制を構築しております。

昨年から今年にかけては、コロナ禍によるパルスオキシメーターの需要が急拡大した影響で、大量に輸入した製品を短納期で製造・出荷することを求められました。
これに対しては、アウトソース改善効果により実現した拠点内スタッフの応援体制に加え、鈴与の特徴・強みでもある拠点ネットワークを活かし、全国にある鈴与の医療機器製造業拠点を利用し、結果として、一つの拠点だけでは到底なし得なかった規模の製造・出荷を短納期で実現することができました。

お客様からは鈴与の柔軟・且つ迅速な対応に対して高い評価をいただくことができ、鈴与としても社会へと貢献できた取組みの一つであったと考えております。

 

まとめ

最後に、今回の事例のポイントについてまとめます。

<課題>
・リソース不足やオフィスの拡張性の観点から自社での物流対応に限界を感じていた
・マニュアル管理が多く、非効率な業務運営体制となっていた
・”人”に頼った物流対応、属人的な作業体制に対して、どうやって標準化していけば良いか分からない

<鈴与へのアウトソーシングにより解決!>
・物流業務のアウトソーシングにより、物量増加時にも対応できる作業体制・倉庫環境を構築できた!
・鈴与のノウハウを活用しマニュアル作成や作業員への教育も実施、業務標準化を実現したことで繁閑差にも柔軟に対応!
・在庫管理システムを活用し、業務の最適化を実現!

鈴与では、委託先の切り替えをご検討されている方にはもちろん、自社で物流対応を行っていたお客様にも物流アウトソーシングのご提案を行っております。
初めてのアウトソーシングには不安を抱えているお客様もいらっしゃるかと思いますが、これまでの鈴与の経験やノウハウを活かして、作業の標準化や在庫管理のシステム化による効率的な物流体制の構築も実現いたします。

お客様の課題やニーズに沿ったご提案を致しますので、医療機器物流に関して課題やお悩みをお持ちの方は、ぜひ鈴与にご相談ください。
>>鈴与に問い合わせをする


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鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 吉崎

愛知県出身。入社後、海貨事業・国際物流の分野において、輸送機器メーカー様の製品を世界各地へ輸出する、輸出手配のサポートや通関業務に携わる。その後、異分野である当部署へ異動し、医療機器物流の営業担当として活動。

0120-032-029

医療機器や医薬品の物流アウトソーシング市場

2022年04月12日(火)RSS

こんにちは、鈴与のトータルアウトソーシングサービスの吉崎です。

先月Report Oceanが発行したロジスティクスアウトソーシングの市場に関するレポートでは、
世界の物流アウトソーシング市場は、2021年に約9,852億米ドルと評価され、予測期間2021-2027年には4.9%以上の健全な成長率で成長すると予想されています。

世界的にアウトソーシング市場が大きくなっている中、日本の市場はどのように推移しているのでしょうか。
今回は日本の医療機器/医薬品の物流アウトソーシング市場についてまとめます。

矢野経済研究所による調査

矢野経済研究所では、国内の医薬品・医療器材物流アウトソーシングビジネスについて調査し、市場規模や参入企業動向、将来展望について公表しています。

調査概要については以下の通りです。
・調査期間: 2021年11月~2022年1月
・調査対象: 物流関連企業
・調査方法: 当社専門研究員による直接・オンライン面談、ならびに電話・eメールによるヒアリング調査併用
・医薬品・医療器材物流アウトソーシングとは:
本調査における医薬品・医療器材物流アウトソーシングとは、医薬品メーカー・医療器材メーカーの製品出荷から卸業者向け納品に関する物流業務の代行サービスを指す。
・市場に含まれる商品・サービス:医薬品・医療器材メーカーの物流管理代行サービス

医療機器・医薬品の物流アウトソーシングの市場規模

2011年度からの市場規模の推移を見ると、下のグラフの通り右肩上がりとなっており、年々増加していることが分かります。

2204MLブログ用グラフ

2020年度の市場規模(受託企業売上高ベース)は、前年と比較して3.8%増加しており、1,100億円となりました。
矢野経済研究所によると、医薬品・医療器材等の出荷量および物流関連企業等への委託率の増加、委託業務範囲の拡大などが続いていることにより、アウトソーシングサービスの市場は堅調な推移を示している、という見解を示しています。

医薬品や医療機器の業界内においては、6割以上の企業が物流のアウトソーシング・外部委託を行っていると言われており、物流のアウトソーシングが主流になってきていると言えるのではないでしょうか。

※参考ページ:「医薬品・医療器材物流アウトソーシング市場に関する調査を実施(2022年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所」

医療機器物流アウトソーシングのポイント

このように日本国内において医療機器の物流アウトソーシング市場が拡大しており、鈴与以外にも医療機器物流サービスを展開している企業は多く存在しています。
では具体的にアウトソーシング先を選定する際には、どのようなポイントで比較検討していけば良いのでしょうか。

鈴与では、比較検討すべきポイントとして以下5つを挙げております。
①提供サービス
②実績と経験
③品質
④機械化・システム化
⑤倉庫管理システム

5つのポイントの詳細については、医療機器物流コラムとしてご紹介しておりますので、ぜひご確認ください。
コラム|医療機器物流アウトソース先比較検討5つのポイント

はじめて物流アウトソーシングを検討する方にとっては、どのように進めていけば良いのか分からないという方も多いと思います。
検討の進め方については以下ブログでご紹介しておりますので、こちらも参考としていただければ幸いです。
ブログ|医療機器物流アウトソージング検討の進め方

鈴与では、自社で物流対応・医療機器配送センター運営をを行っていたお客様に対してのアウトソーシングのご提案・受託実績も多数ございますので、物流業者の切り替えを検討されている方はもちろん、初めての方も、医療機器物流のアウトソーシングを検討されている方はぜひ鈴与にお問い合わせください。

>>鈴与に問い合わせをする


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鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 吉崎

愛知県出身。入社後、海貨事業・国際物流の分野において、輸送機器メーカー様の製品を世界各地へ輸出する、輸出手配のサポートや通関業務に携わる。その後、異分野である当部署へ異動し、医療機器物流の営業担当として活動。

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