鈴与の医療機器物流ブログ

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令和2年の医療機器生産額ー薬事工業生産動態統計より

2022年03月15日(火)RSS

先月、令和2年(2020年)の薬事工業生産動態統計年報が公表されました。
薬事工業生産動態統計調査は、統計法に基づく基幹統計調査(基幹統計である薬事工業生産動態統計を作成するための調査)として、医薬品、医薬部外品、医療機器及び再生医療等製品に関する生産の実態等を明らかにすることを目的としたものです。
今回は、令和2年の医療機器生産金額や輸出入金額についてまとめます。

 

医療機器の国内生産金額の推移

令和2年の国内生産金額は、2兆4,263億円となりました。
過去5年の推移は以下グラフの通りです。前年と比較すると958億円(3.8%)の減少となっているものの、過去数年に比べると大きく上回っています。
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都道府県別の生産状況では、13都府県が前年と比較して増加し、トップが静岡県で3,654億円、全国生産額の15.1%を占めるという結果となりました。

 

医療機器類別名称別の生産金額

医療機器類別名称別の生産金額のトップ10は以下の表にあるように、医療用鏡(内視鏡など)が1位で2,850億円の生産額、全体の11.7%を占めるという結果となっています。
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45位の体温計は、生産金額43億円75百万となり、前年の6億円と比較し、629.2%の増加となりました。
これは、新型コロナウイルスの影響が及ぼした結果と言えるでしょう。

 

医療機器の輸出入状況

【輸出】
令和2年における輸出金額は、9,909億円であり、前年の9,713億円と比較して196億円(2.0%)の増加となっています。
品目別で見ると、医療用鏡、血液検査用器具、医療用嘴管および体液誘導管(チューブやカテーテルなど)が上位3品目で全体の43.7%を占めた結果となりました。
以下グラフにあるように、医療機器の輸出金額については過去5年で右肩上がりになっています。
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【輸入】
輸入金額は、2兆6,373億円であり、前年の2兆7,230億円と比較して857億円の減少となったものの、輸出金額の約2倍の生産金額となっています。
国内生産金額や輸出金額の数字と比較すると、日本は医療機器の輸入量が多いことが分かります。
品目別では、整形用品が1番多く、全体の15%を占めている結果となっています。
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本統計より、2020年は新型コロナウイルスの感染が確認され、医療機器の需要が高まり、医療機器の生産金額が増加したと言えるでしょう。

 

医療機器は患者様の命に関わる製品ですので、安定した供給が求められます。
医療機器の輸入量が多い日本では、輸入~保管・製造~出荷までをスムーズに行うことが重要だと考えられます。

 

鈴与では、医療機器の製造・保管だけでなく、輸入手配も含めたワンストップサービスを展開しておりますので、医療機器の物流に関して課題やお困りごとのある方は、ぜひ鈴与へお問い合わせください。

 

 

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鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 吉崎

愛知県出身。入社後、海貨事業・国際物流の分野において、輸送機器メーカー様の製品を世界各地へ輸出する、輸出手配のサポートや通関業務に携わる。その後、異分野である当部署へ異動し、医療機器物流の営業担当として活動。

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メディカル分野におけるペーパーレス化

2022年03月04日(金)RSS

昨今、SDGsと言った言葉や、環境配慮・サステナビリティに関する取り組みが注目されています。
今回は、薬機法改正により副次的に期待できる、メディカル分野のペーパーレス化についてご紹介します。

添付文書の電子化によるペーパーレス

改正薬機法で導入された添付文書の電子化は、これまで印刷していた紙を削減できるので、結果として環境への配慮もできる取り組みと言えます。また、添付文書を電子化することによって、これまで添付文書の封入にかかっていた作業時間を削減・効率化することもできるでしょう。

先月、ある製薬会社では、点眼薬など一部商品の容器や包装資材を簡素化する方針を発表しました。添付文書をなくして、記載事項を外箱の内側に印字するなどして、資源の無駄を減らすという取組みをしています。今後は他のブランド製品でも同様の取組みを広げ、POPシールの削減も進める予定としています。

このように、添付文書の電子化は、環境への負荷を減らし、サステナビリティの観点からも有用と言えるのではないでしょうか。

 

電子処方箋の導入によるペーパーレス

先月、2023年からの電子処方箋運用開始に向けた薬機法の改正案が審査され了承されました。

紙での処方箋運用の場合は、公布された紙の処方箋を薬局などに持っていき、薬をもらうという流れになっていましたが、 電子処方箋を導入すると、紙の処方箋を持っていく必要がなくなります。

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電子処方箋の導入は、ペーパーレス化を主目的としたものではありませんが、 結果として、ペーパーレス処方箋の印刷に係るコストの削減ができ、また紙の使用量を減らす環境配慮の取組みとも言えるでしょう。
他にも、処方箋の偽装や再利用の防止、薬局などでの紙の処方箋の保管スペースの削減、と言ったメリットも挙げられます。

※参考ページ
電子処方箋|厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/stf/denshishohousen.html
電子処方箋の仕組みの構築について https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000718397.pdf

 

鈴与でのペーパーレス化の取組み

鈴与でもペーパーレスに対する取り組みを積極的に行っています。

①スマートフォンを活用したピッキング

従来はWMS(倉庫管理システム)から出力された指示書を使って作業員がピッキングなどの作業を行ってましたが、スマートフォンを活用することで、指示書を出力しないペーパーレス化されたしたオペレーションに切り替えています。
これにより、環境への配慮だけでなく、効率的な作業も実現することが出来ます。

②BtoB向けオーダー入力システム

サプライヤーなどの取引先企業との受注・発注をオンライン化し、さらに倉庫管理、請求書発行などの顧客管理業務までをシームレスにするサービス「WEBオーダーシステム」をご提供しています。
FAXで受注した情報をERPへ手入力していたお客様に導入いただいた結果、業務の効率化が実現でき高くご評価をいただいております。

 

ペーパーレス化の取組みは、業務の効率化にもつながりますので、現状の物流業務の効率性・生産性に課題のある方は、ぜひ鈴与にお問い合わせください。

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鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 吉崎

愛知県出身。入社後、海貨事業・国際物流の分野において、輸送機器メーカー様の製品を世界各地へ輸出する、輸出手配のサポートや通関業務に携わる。その後、異分野である当部署へ異動し、医療機器物流の営業担当として活動。

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