良質医療の提供等10項目「S」

 国立がん研究センターは、厚生労働省の独立行政法人評価委員会高度専門医療研究部会に、2013年度の自己評価を提出した。臨床研究・開発の推進、患者視点に立った良質かつ安心な医療の提供など10項目について、5段階評価で最高の「S」を付けた。

 臨床を志向した研究・開発の推進では、4月に世界トップの新薬開発拠点を目指す「早期・探索臨床研究センター」を設置。バイオバンク試料等を用いた遺伝子変異検査を行い、分子標的薬を用いた癌個別化治療フィージビリティ試験を開始したほか、基礎研究と臨床研究部門の共同研究を196件、そのうち新規共同研究を74件と目標の45件以上を上回った。

 また、同研究センターが支援した臨床試験について学会等が作成するガイドライン19件に採用され、10年度から昨年度までの累計が49件と、10年度から14年度までの累計5件以上とした目標を大幅に上回ったことなどから、最高評価の「S」を付けた。

 病院における研究・開発の推進では、昨年度の治験実施件数が438件と09年度比71%増、治験収入も約25億円と大学病院の10倍規模を達成。国際共同治験実施数も185件と09年度比87%増となったほか、生物統計部門を設置し、生物統計家6人を配置した。

 治験申請から症例登録までの期間も124・5日と目標を達成、臨床研究の信頼性確保を目的に監査専門職員2人を配置し、35研究課題の監査を実施したことから、最高評価とした。

 患者視点に立った良質かつ安心な医療の提供では、複数の診療科が参加するカンファレンスで治療方針を決定。このチームには看護師、外来化学療法、薬剤師等の専門家チームが必要に応じて加わり、万全のチーム医療体制で臨んだことや緩和ケアを見据えて周辺医療機関と連携を強化するため、在宅緩和ケア関連カンファレンス等を9回開催、833人が参加したこと等から、「S」評価とした。

薬事日報より

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