健康食品の買上調査‐個人輸入、半数に医薬品成分

厚生労働省は、2012年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果を公表した。インターネット上の個人輸入サイトで販売されていた、いわゆる健康食品を購入し、国立医薬品食品衛生研究所で分析した結果、109製品のうち半数以上の56製品から医薬品成分が検出された。厚労省は、医薬品成分が原因で頭痛などの健康被害を起こす可能性があるとして、個人輸入しないよう注意喚起した。

 厚労省では、医薬品成分を含有する健康食品の流通実態の把握と取り締まりを行うため、01年から国内店舗で販売されている製品を購入して分析を行う「無承認無許可医薬品等買上調査」を行っている。

 11年度からは、これまでの国内店舗販売製品に加え、無承認無許可医薬品の販売実態を把握するため、ネット上の個人輸入サイトで販売されている製品についても買上調査を行っている。

 今回、強壮、痩身、健康増進、美容の効能をうたった健康食品を対象に、海外に所在地のあるサイトから買い上げを行って成分を分析した結果、強壮目的で販売されていた健康食品44製品のうち37製品から▽シルデナフィル▽タダラフィル▽バルデナフィル▽ヒドロキシホモシルデナフィル▽アミノタダラフィル――の5種類の勃起不全治療薬の成分を検出した。

 痩身目的の19製品からは、国内未承認の肥満症治療薬の成分であるオリスタットやシブトラミンをはじめ、▽フェノールフタレイン▽フルオキセチン▽ビサコジル▽プロプラノロール▽ビス(2‐エチルヘキシル)スルホサクシネート▽クロルフェニラミン▽センナ葉――の9種類を検出した。

 このほか、健康増進を目的として使用される21製品と美容効果を目的として使用される15製品を購入し分析したが、医薬品成分が検出された製品はなかった。

 厚労省は、これらの製品を使用しないよう呼びかけると共に、販売していた海外のサイトに対しては、リンク切れでアクセスできない場合等を除き、電子メールで削除を要請した。

 また、インターネット等で、薬事法上違法であることが疑われる販売サイトを発見した場合には、直ちに、厚労省や地方公共団体の通報窓口、「あやしいヤクブツ連絡ネット」に通報するよう求めた。

薬事日報より

受付:9:00〜18:00 (土・日・祝祭日除く) 担当:大石・吉崎

  • ISO認証・取得ライセンス一覧
  • 医療・化粧品物流ブログ
  • 医療・化粧品物流用語集
お役立ち資料ダウンロード
フリーダイヤル 0120-998-094
9:00〜18:00 (土・日・祝祭日除く)
お問い合わせはこちら
お見積・資料請求はこちら