特定保健指導でメタボ改善‐厚労省作業班が中間結果

血糖等の検査値も減少


 40~74歳の特定保健指導が終了した人について、翌年度の健診結果からメタボリックシンドロームの改善状況を見たところ、積極的な支援によって男性の約3割、女性の約4割がメタボ状態から脱出していたことが、厚生労働省の「特定健診・保健指導の医療費適正化効果等の検証のためのワーキンググループ」の中間結果で明らかになった。腹囲や血糖、血圧等の検査値、保健指導レベルも改善した。

     


     
 作業班は、特定健診・保健指導による検査値の改善状況や行動変容への影響、医療費適正化効果等を検証するため、厚労省検討会のもとに設置されたもの。これまでレセプト情報・特定健康診査等情報データベースを活用して検討を行ってきたが、今回、2008年度から11年度の4年間分のデータを用い、特定健診・保健指導による検査値の改善状況について中間結果をまとめた。

 その結果、特定保健指導の終了者は、全ての年齢でそれ以外の人に比べて腹囲、BMI、体重が大きく減少し、血糖、血圧、脂質等の値も改善していたことが分かった。08~09年度を見ると、男性で腹囲は約2・2cm、体重は約1・9kg減少したほか、検査値もHbA1cが0・04%、収縮期血圧が約2・0mmHg、中性脂肪は約27・2mg/dL減少した。

 特定保健指導を受ける前後の保健指導レベルの改善状況を見ると、腹囲が一定数値以上で、血糖等の追加リスクが二つ以上該当する等の積極的支援を終了した人では、保健指導レベルが全般的に改善し、改善効果は男性で42・5%、女性で56・2%と、女性で強い傾向が見られた。追加リスクが一つ以上該当かつ喫煙歴がない人への動機づけ支援を終了した人では、保健指導レベルの改善者が一定程度見られた。

 さらに、前年度の特定保健指導終了者について、翌年度の健診結果からメタボリックシンドロームの改善状況を見たところ、積極的支援により、男性では約3割、女性では約4割がメタボリックシンドロームの状態から脱していたことが明らかになった。

 今後、作業班は、14年度中に医療費適正化効果の結果もまとめる予定。

薬事日報より

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