「やさしさ溢れるDgs」をテーマに

 日本チェーンドラッグストア協会(JACDS、関口信行会長)が主催する第14回「JAPANドラッグストアショー」が14~16の3日間、千葉市の幕張メッセで開催される。

  “健康と美容”に関する国内最大級の専門展示会として、ドラッグストア業界が総力を挙げ、セルフメディケーションを支える様々な商品や情報・システムなどを一堂に結集する同ショーだが、今回は「『やさしさ溢れるドラッグストア!』~セルフメディケーションが日本の未来を創ります」をメインテーマに掲げた。

 実行委員長の石田岳彦氏(CFSコーポレーション代表取締役副社長)は、2014年がドラッグストア業界にとってターニングポイントになる年との認識を示し、「こうした時期だからこそ、JACDSおよびJACDS会員企業が、メーカー、卸、サポート企業等と一致団結した姿を見せる絶好の機会」と強調する。3日間の総来場者数を約12万人以上と想定し、現在準備が進められている。

今年は業界にとって重要な年‐原点に戻りセルフM推進に挑戦

 今回の実行委員長を務める石田氏は、「前回の第13回のドラッグストアショーは、皆川友夫実行委員長のもとで関わらせていただいた。来場者数は13万人を超え、非常に大きなイベントとなった」と説明。「今回の第14回も、前回と同程度の規模で開催できるように万全の計画で臨んでいる」と語る。

 今回の開催規模に関しては、2月10日時点での出展規模は343社、1265小間となっており、最終的には前回実績(出展者数357社・1263小間、総来場者数13万1957人)と同じくらいの規模を想定している。

 石田氏は「昨夏、70社以上の各企業を訪問させていただいた。様々な意見があり、特に医薬品のインターネット販売の問題など業界も大きく変わろうとしているが、ドラッグストアショーには13回という歴史の積み重ねがある」と指摘。「例えば、大手のメーカーからは新商品のアピールにかなり効果があるという話も聞いている。一方で、各地域ではドラッグストアショーに近い形でのイベントがいろいろと開催されており、それらとのすみ分けに関する意見などもあった」とする。

 今回のメインテーマ「『やさしさ溢れるドラッグストア!』~セルフメディケーションが日本の未来を創ります」を設定したポイントについて、石田氏は「医薬品のインターネット販売、あるいは4月に控えている消費税の増税や診療報酬の改定など、ドラッグストア業界にとって、14年は大きなターニングポイントの年になるだろうと思っている」とする。

 さらに、リアル店舗の良さや、リアルとバーチャルの融合の取り組みといったものをはじめ、現在の高齢社会の中で、セルフメディケーション推進へ向けた新たな挑戦が必要な時代が、まさに来たのだと思う。そうした中で原点に戻り、やさしさの溢れるドラッグストア創りというものが必要なのではないか。こうした点を踏まえ、かつセルフメディケーションが日本の未来を創っていくのだという思いを込めて、メインテーマを決めた」と説明する。

 
JACDSの方向性も発信

 さらに、ターニングポイントとの認識については、「ドラッグストアショーは、われわれの業界にとって1年の中で最も大きなイベントである。各企業を回らせていただいた時にも、ドラッグストアショーにおけるJACDSの考え方や方向性などの打ち出し方、メーカー、卸に対して一緒に取り組んでいこうと考えている提案などを投げかけた。

やはりわれわれとしては、リアル店舗で実際にフェイストゥフェイスで医薬品や化粧品等を販売することが基本だと思っている。それを再確認し、来場者にも示していくことが大事なのではないか」と指摘。「そのような、やさしさの溢れるドラッグストアを今後は創っていく必要があるという思いから、ターニングポイントの時期になっているのではないかと思っている」と話す。

Dgs取巻く最新の情報を提供‐体験型イベントが一層充実

 第14回「JAPANドラッグストアショー」は3日間の会期だが、3日間を通して商談日としており、2日目からを一般公開日(15、16日)としている。

 見どころが満載の展示会は、ヘルスケア、ビューティケア、ホームケア、シニアライフケア、フーズ&ドリンク、サプリメント、ペットケア、ウェルネスウエア、エンジョイライフ、ステーショナリー&OAグッズ、ストアファシリティ、調剤関連・システム、出版・その他──という13の出展ゾーンで展開される。

 「テーマブース2014」では、セルフメディケーション推進の取り組みを中心に、新しい時代に対応しながら家族の元気をサポートする、これからのドラッグストアのポジティブな姿を紹介する。

 主な内容は、[1]セルフメディケーション推進の必要性と課題[2]高齢者や健康維持増進に関する課題と取り組み[3]介護情報提供員制度の活用手順と効果的な運用[4]JACDSの教育制度および支援活動[5]JACDSの概要と活動内容[6]その他──などで、セルフメディケーション推進の取り組みを中心に、最新の情報とJACDSの活動紹介、 さらには「これからのドラッグストア」の課題等についての情報を発信する。

 バイヤーの注目度が高いイベントである「新商品コレクション2014」は、昨年4月~今年3月までに発売(発売予定も含む)した新商品をカテゴリーごとに分類して一堂に集めて展示するもので、前回(120社・308アイテム)を上回る出展社を予定している。今回も業界関係者・一般来場者に好感度投票を実施し、最終日(16日)に投票結果の発表と表彰式を行う。

 参加・体験型のイベントを展開して毎年好評を博している「ヘルス&ビューティ情報ステーション2014」は、シニア向けのコンテンツを拡充した。「シニアゾーン」
 では、タブレット端末等を配置して買い物を支援するネットショッピングシステムをはじめ、集客のためのタイアップ事業の紹介や、来場者向けのスマートフォン・タブレット端末体験講座、アクティブシニアのための新たなライフスタイルの提案などを予定する。

 また、以前に好評だった「花粉症ゾーン」が復活し、対策商品の展示だけでなく「運動・食事・環境・治療」の視点から1年間の予防・改善を提案する「花粉症予防・改善カレンダー」を紹介する。さらに、「食育ゾーン」を設け、食育推進企業の取り組みを紹介したり、親子連れ対象のクッキングコーナー、クイズゲームコーナーで楽しみながら学べる食育の情報提供を行う。

 
併催の各種セミナーも充実

 このほか今回は、一般社団法人救急救命士協会とオムロンヘルスケアの協力による「救命救急情報コーナー」が設けられた。ここでは「救命救急の知識と現状」や「AEDの正しい利用の仕方」「救命救急措置について」など、現場における救命道具の正しい知識と対応力方法などを紹介するほか、AEDや利用説明パネルも展示する。

 また「ビューティコーナー」では、ネイル体験、カラー診断などを実施。来場者に対して約15分程度で施術可能なサービスなども行われる。

  一方、展示場内のセミナー会場では、業界関係者および薬剤師、登録販売者向けの「ビジネスセミナー」、生活者向けの「ヘルス&ビューティセミナー」などを企画。業界情報・商品情報など多彩なプログラム(テーマ)のセミナーが予定されている。

 さらに、同時開催イベントとしては、アドバイザー更新セミナーや登録販売者実務セミナー、JACDS調剤委員会報告会のほか、第9回セルフメディケーションアワード、標準EDI(流通BMS)推進特別セミナー、「健康(セルメ)川柳」ノミネート作品紹介なども行われる予定。

 このうち15日に開催される「JACDS調剤委員会報告会」では、「ドラッグストア・薬局の機能拡大に向けた対応策~ドラッグストアは地域包括ケアにどう参画するか」をテーマに掲げた。当日は、厚生労働省老健局振興課課長補佐の川部勝一氏が「地域包括ケアの現状と厚生労働省の方針」(仮題)と題して基調講演を行い、引き続きパネルディスカッションが、川部氏のほか、水上博文氏(高田薬局業務推進部部長)、後藤輝明氏(ツルハホールディングス取締役常務執行役員)、遠藤さゆり氏(CFSコーポレーション執行役員営業企画室室長)をパネリストとして迎え、平野健二氏(サンキュードラッグ代表取締役社長)がコーディネーターを務め、開催される。

薬事日報より

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