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医療 : ギニアでエボラ感染拡大、原因と対策は

2014年03月31日(月)RSS

医療・化粧品物流.comの寺田です。

エマージングウイルスがまた猛威をふるっているようです。

怖いですね~ 

西アフリカのギニアでエボラ出血熱が流行、既に60人以上が死亡している。感染域はジャングルから首都コナクリに到達し、報道によれば、隣国のリベリアやシエラレオネにも拡大している。原因のウイルスは血液などの体液を媒介に伝染。進行すると、発症者の口腔や鼻腔、消化管などから激しく出血する。世界保健機関(WHO)によると治療法は確立されておらず、致死率は90%に達する場合もあるという。ニューヨークにあるコロンビア大学メイルマン公衆衛生大学院、ジョン・スノウ冠教授(疫学)のイアン・リプキン(IanLipkin)氏に話を聞いた。

◆ヒトはどのように原因ウイルスと接触するのでしょうか?
 コウモリや霊長類など、発症した動物が感染源と考えられます。ヒトへの流行以前に、近隣地域でゴリラなどの類人猿が死亡するケースも確認されています。ただし今回は、霊長類の死亡に関する情報はまだありません。

◆動物からヒトに伝染する原因は?
 最初の感染は野生動物の肉が媒介しました。コウモリや霊長類をタンパク源として食用処理する過程で、動物の血液に触れることになります。

◆ヒトからヒトへ伝染する経路は?
 簡単には伝染しません。しかし、ある地域には、葬儀の準備で遺体を手で洗うという風習があります。魂を来世に送るための愛情深い方法なのです。こ のような行為を通じて患者の体液に非常に接触しやすくなり、感染してしまうんですね。基本的に空気感染しないウイルスなので、遺体を洗う行為に歯止 めがかかれば、流行のコントロールは比較的容易と言えるでしょう。

◆性的接触ではどうでしょう?
 一部には性行為による伝染の証拠もありますが、大きな問題とは思いません。主な原因は、感染した動物の肉食と葬儀の習慣です。

◆今回のケースでは、ウイルスがギニアの地方から首都へ、さらに国境を越えて広がっているようです。
 そこが通常とやや異なる点で、ヒトがキャリアになっていると見られます。エボラ出血熱の流行は、野生動物の肉と接触するジャングルや地方で発生するのが一般的です。
  今後、疫学的調査を行えば、どのように国境を越えたのか興味深い事実が判明することでしょう。遺体の搬送も、有力な拡大原因の1つです。ある地域で誰かが亡くなった場合、関係者が現地で遺体の世話をすれば、それ以上は感染が拡大しません。埋葬のために遺体をほかの場所に搬送したり、都市部の人間が地方の葬儀で往復するような場合、感染が広がる可能性があります。

◆エボラ出血熱は必ず死に至るのですか?
 回復するケースもありますが、極めて危険な感染症です。感染の兆候を示した患者の大部分は死亡しています。

◆治癒は可能でしょうか?
 まだ有効な治療薬はありませんが、研究が進められています。

◆ワクチンは効果がありますか?
 ワクチンは基本的に、大規模な感染症の予防のために用いられます。有効なワクチンがある場合でも、使用には常に潜在的なリスクが伴います。それよりも、患者の治療法をオンラインで公開する方が効果的ですね。回復した患者から採取した治療抗体も重視されています。ワクチンの迅速な作成や、ウイルスの自己複製を抑える医薬品開発につながるためです。まだ流通している薬はありませんが、一部の動物実験では、ワクチンを接種して発症を抑えた例があります。

◆今回の流行はいずれは阻止されるでしょうか?
 通常は、国境なき医師団のような国際団体が現地に入り、地域を封鎖します。さまざまな診断検査でスクリーニングを行い、感染者を特定します。葬儀の習慣のような行為があれば、やめるように指示します。このようにしてパンデミックが抑えられるのです。しかし報道によると、今回は期待どおりには抑えられていません。多くの犠牲者が出るかもしれませんが、自然治癒性の流行であるよう願っています。既に死者は60人を上回っており、予断を許さない状況ですが。
Marc Silver, National Geographic News

鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 寺田

神奈川県出身。鈴与入社以来、海外との輸出入、自動車部品物流、各種流通加工、医療現場の廃棄物物流、国内物流センター営業などの経験を経て、3年前より医療機器物流の営業担当となる。 最近は医療機器の物流に流通加工のノウハウを取り込んだ、新しいサービスの構築をメインテーマに活動している。

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