医療 : 倉庫の衛生管理
2014年05月27日(火)
医療・化粧品物流.comの天羽です。
O157感染症が例年を上回る報告数で、夏期の流行が心配されています。
日本では2011年に生肉の処理が厳格化され、2012年には牛生レバーの提供が禁止されました。
これらの規制によって発症者は減少傾向にありましたが、今年は流行期の夏を迎える前に、
すでにこの5年間で2番目に多い126例(4月22日時点)を数えています。
加熱に弱い菌なので、食中毒を防ぐためにはしっかり加熱されたものを選んで
生のものはできるだけ避けるようにします。特に子供や高齢者は抵抗力が
低いため食べないことが最大の予防となります。
成人の場合は特別な治療を行わなくても、5~10日間で症状がなくなる人が多いそうです。
腹痛等の症状がある間はもちろんですが、症状がなくなってからも1~2週間は腸の中に残り
排菌されてきますので、消毒を続けて行う必要があります。
潜伏期間の4~8日、症状が現れる5~10日、排菌が起きる1~2週間と約1か月の間
特に家族間で感染を広げないよう十分な注意が必要です。
食中毒に気を付けるのはもちろんですが、自分自身に症状がないときに消毒にきちんと
注意し続ける・・・というのはなかなか難しいですよね。
ですが、O157に限らず、インフルエンザやノロウイルスといったものもあり、人から人への感染を
防ぐ対策は倉庫では非常に重要です。
鈴与の倉庫では、常に大勢のパートさんが働いています。私たちはそんな作業員の方々の
健康を守るため出荷対応等も重要ですが、倉庫内での感染が起きないように衛生管理にも
気を配っています。作業員の方々にもご協力をお願いし、手洗いやアルコール消毒を奨励するなど、
清潔な職場環境を実現するよう努めています。
これからも作業員の方とともに衛生管理には十分気を付けて、日々の運営を行っていきたいと
思います。夏に備え、皆で注意喚起して、一人でも発症者を減らすことができたらいいですね。
現在の物流でお困りの点、疑問に思っている点、またこんな場合はどうなるの?といったご相談がありましたら、
ぜひ医療・化粧品物流.com(メール、フォーム、またはお電話)へお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!

鈴与株式会社 DC・倉庫営業推進室 天羽
秋田県出身。前職より、国内物流センター立ち上げ、営業を経験。現在の業務の一部として、医療・化粧品物流.comのサイト運営を担当しながら化粧品製造業許可を活用した物流提案営業に取り組んでいる。
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