ベンチャー支援へファンド事業‐有望な創薬シーズ実用化へ

 第一三共は三菱UFJキャピタルが運営する新たな基金「OiDEファンド投資事業有限責任組合」を通じてアカデミア発創薬ベンチャー支援事業に乗り出した。両社が有望な創薬基盤技術シーズを探索し、基金の全額出資によるベンチャーを設立して研究を全面サポートする。一定の要件を満たす成果が生まれれば、あらかじめ設定した価格と条件で第一三共がベンチャーの株式や知的財産を買い取る。
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 基金は17日に設立した。“OiDE”はOpen innovation for the Development of Emerging technologiesの略。資金総額は10億円で、出資は第一三共が1億円、三菱UFJキャピタルが最大2億円、独立行政法人中小企業基盤整備機構が4・5億円など。
 一般的なベンチャーの資金調達では、複数の基金が投資するために特定の製薬企業が独占的に関与することが難しいが、今回は第一三共が単独でサイエンス面から支援するのが特徴だ。
 基金の期間は10年で、今後4~5年のうちに創薬ベンチャー8社を立ち上げ、1社に3年間で1~2億円を投じる。
 ステージは、創薬基盤技術のコンセプト達成や非臨床試験における疾患メカニズム解明の前段階にあるものが対象。新たな疾患治療メカニズム、ワクチン、核酸、次世代抗体、ペプチド、ドラッグデリバリーシステム、希少疾患など幅広いシーズを想定している。
 第一三共は既に、アカデミア等からアイデア段階を含むシーズを公募して共同研究するプロジェクト「TaNeDS(タネデス)」を展開しているが、「OiDE」はより産業化・実用化を意識した事業になる。

薬事日報より

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