2018年6月4日

今、求められる医療機器の『洗浄』とは #1

村上 元(むらかみ はじめ)
職歴

・大手メーカー経営企画部門で新規事業立上げやM&Aを経験
・医療関連サービス事業企業(滅菌サービス、SPDなど) 社長
・日本滅菌業協議会 会長
・(財)医療関連サービス振興会 評議員、理事
・厚生労働省「医療関連サービス検討委員会滅菌消毒部会」 委員

主要資格

(社)日本医療機器学会 会員
医療用具販売及び賃貸管理者
第1種圧力容器取扱作業主任者

医療現場の『洗浄』の実態とは…!?

医療機器の滅菌・洗浄に関して、それらを行っている事業者の現状は?

村上: 滅菌に関しては、昔からその重要性が叫ばれていたこともあって、きちんと実施している企業や医療施設は多いと思います。
洗浄に関しては、その重要性が叫ばれたのは近年になってからのことなので、洗浄品質の向上については、発展途上であるのが現状です。

背景には、多忙を極める医療現場の現状もあるのだと思いますが、例えば、医療施設のアンケート調査では、「貸出医療機器を、手術前に必ず洗浄している」と答えたのは、約25%しかなかったという結果が出ているくらいです。

しかしながら、貸出医療機器を医療施設で使用する際に実施する滅菌の確実性を担保する上でも、手術前の洗浄は必要性の高い工程です。

村上: また、手術前の洗浄以上に重要な工程となるのが、手術後の洗浄です。
手術にて使用した後の医療機器は、菌が付着したままであり、この洗浄を疎かにすると、回収先の感染リスクが高まったり、次に貸出医療機器を使用する際に行う滅菌処理の確実性にも影響を与える可能性があることから、手術後の洗浄も必要性が非常に高く、重要な工程だと考えられます。

次回 今、求められる医療機器の『洗浄』とは #2



受付:平日9:00-18:00
担当:福井・大石

鈴与の医療機器修理業・リターナブル洗浄では、医療機器のリターナブル製品の洗浄・消毒・修理などに関する作業を代行いたします。医療機器のリユースに伴う洗浄・消毒・修理に対応いたします。作業はすべて改正薬事法(薬機法)、医療機器における品質マネジメントシステムの国際規格であるISO13485:2016取得済みのセンターで実施するため、ご安心ください。また作業を担当するスタッフはすべて医療機器取扱い経験のある専門スタッフです。鈴与では医療機器のリユース洗浄・消毒・修理だけでなく、保管・輸送などの物流も代行しているため、管理の手間の削減、無駄な横持ちの時間とコストの削減を実現いたします。