作業生産性について
2014年07月10日(木)
医療・化粧品物流.comの鍵谷です。
今回は物流センターでの作業生産性の管理についてのお話です。
物流センター現場で管理を行っていく中で作業生産性の管理は重要になってきます。
センター全体の処理物量と作業人員がわかれば全体の生産性は簡単に出せますが、
それでは何が良かったのか?悪かったのか?の要因を知る事はできません。
各作業工程毎に処理物量と作業時間のデータを取る事で作業工程毎の生産性を見る事ができます。
各作業工程毎に決まった作業者が決まった時間作業をしているのであれば簡単に集計ができますが、
状況に応じて作業者が臨機応変に様々な作業を行う現場で作業工程毎の時間を集計するには工夫が必要になります。
比較的簡単に集計を行う方法としては、各作業者に作業日報を記入してもらうという方法があります。
作業工程毎に作業コードをあらかじめ決めておき、作業者は該当する作業コードと作業開始時間を記入してもらいます。
次の作業に入った時にそのコードと開始時間を記入する事で前の作業が何時何分から何時何分まで作業を行ったかが
集計することが出来ます。
これを集計する事で作業工程毎の作業生産性を細かく見る事ができますが、もう一つの管理として作業者個人毎の
生産性が集計できるので、例えば新人とベテランの作業者の生産性がどれぐらい差があるかを見たりとか、平均的な
生産性に対してどれぐらい差異があるかを見ていく事で問題点がどこにあるのか?といった改善活動や作業者個人毎の
作業の得意不得意を判断して適材適所の配置の検討などといった参考にもなります。

鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 鍵谷
兵庫県出身。マテハンメーカーで物流会社向けの提案営業を経験。その後、前職の物流会社では主に小売業向けDC・TCセンター等の3PL提案営業とセンター運営管理を行っていた。昨年秋より医療機器物流の担当となる。
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