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医療 : テラ:ZNK(R)細胞に関する2つの技術についての特許が日本で成立

2014年07月14日(月)RSS

医療・化粧品物流.comの寺田です。

・多彩な細胞ソースから高機能NK細胞(ZNK(R)細胞)を作製することに成功

 樹状細胞ワクチンのテラ<2191>(JQS)は、九州大学と、極めて高いがん細胞殺傷能力を有するナチュラルキラー細胞(以下「NK細胞」)「ZNK(R)細胞」に関する共同開発をしているが、この度、ZNK(R)細胞に関する2つの技術についての特許が日本で成立した。

 NK細胞は、ウイルス感染細胞やがん細胞に対し殺傷能力(細胞傷害活性)を持つ細胞で、病気を未然に防ぐ働きをしていると考えられる。進行がん患者では、NK細胞の数と活性が低下していることが知られているため、NK細胞を体外で増幅・活性化することががんに対して効果的であると期待されてきた。

 一方で、従来、欧米を中心に実施されてきた臨床研究においては、体外でのNK細胞の増幅・活性化が不十分であり高い抗腫瘍効果が得られておらず、世界中の研究者がこの課題の克服に取り組んでいる。

 今回成立した2つの特許は、テラが九州大学と共同で開発を行った新規技術であり、いくつかの重要なパラメータを最適化することにより、細胞傷害活性を最大限に高めたNK細胞(ZNK(R)細胞)を高純度で培養することが可能になる。1つはヒトの末梢血由来単核細胞から数百倍に、もう1つはヒトの臍帯血細胞から約1万倍にNK細胞を増幅することができる技術。

 本技術で培養されたZNK(R)細胞のほぼ100%がリンパ球系細胞の活性化指標となるCD69を発現し、かつ細胞殺傷分子であるパーフォリン及びグランザイムBの細胞内含有量が培養前と比較して数倍~10倍に増加する。さらに、末梢血由来単核細胞より培養したZNK(R)細胞は、NK細胞活性の標準的指標として使用されるがん細胞(K562細胞)に対し、ZNK(R)細胞:がん細胞=1:1かつ2時間という短時間で、ほぼ100%のがん細胞を殺傷することができるという結果が得られている。この結果は、これまで報告されている培養法と比較して、極めて高い細胞傷害活性を持つNK細胞を培養することができる技術が確立されたことを示しており、本技術を用いることで、より効果的ながんの治療(ZNK(R)細胞免疫療法)の実用化が期待される。

iPS細胞など、地道な研究が必要な分野では日本は強いですね。

鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 寺田

神奈川県出身。鈴与入社以来、海外との輸出入、自動車部品物流、各種流通加工、医療現場の廃棄物物流、国内物流センター営業などの経験を経て、3年前より医療機器物流の営業担当となる。 最近は医療機器の物流に流通加工のノウハウを取り込んだ、新しいサービスの構築をメインテーマに活動している。

TEL : 0120-998-094

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