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医療 : 細胞老化の仕組み解明で不老不死に!?テロメアの長さを保つ新たな仕組みが明らかに!!

2014年07月28日(月)RSS

医療・化粧品物流.comの寺田です。

関西学院大学理工学部の田中克典教授のグループは、アメリカのイリノイ大学シカゴ校医学部中村通教授のグループ等との共同研究で、染色体の末端配列テロメアの長さを一定に保つ新たな仕組みを解明しました。テロメアの長さは細胞の寿命やガン化と密接な関係があり、抗ガン剤の開発や細胞の老化を防ぐ研究へ繋がることが期待できます。

通常の細胞は、分裂のたびに染色体の末端に存在するテロメアと呼ばれる繰り返し配列が少しずつ短縮します。人間では、TTAGGGという核酸配列が1500回ほど繰り返されます。そしてテロメアが一定の長さになると細胞が寿命を迎え、分裂をやめます。テロメアの長さは、細胞の分裂回数を測る尺度としてはたらき、「分裂時計」もしくは「老化時計」ともいわれています。

一方、生殖細胞やガン細胞では、テロメラーゼと呼ばれる酵素が働き、長さを保つようテロメアを修復。一種の「不死状態」であることが知られています。ただ修復の際、テロメアを伸ばしすぎず、元の長さに収める仕組みは不明でした。

田中教授らは常にテロメラーゼが働く分裂酵母という酵母菌を用いてテロメアの長さを一定に保つ新たな仕組みの解明に取り組みました。田中教授らはSUMO(スモ)というタンパク質が失われることでテロメアが通常より長く伸びることを発見。また元の長さまでテロメアの修復が進むと、SUMOはがテロメアに付着している別のタンパク質と結合することを発見しました。テロメラーゼをはじき飛ばし、修復を止めることを明らかにしました。

テロメアは、細胞の老化やガン化に関係することから注目され、2009年のノーベル医学生理学賞の受賞分野になりました。田中教授によると、酵母菌とヒトではテロメアがよく似ており、判明した仕組みが人間のガン細胞などにも適応できる可能性が高いとしています。
田中教授は「テロメア修復の“ブレーキ役”がヒトでも明らかになれば、治療への応用も期待できる」と話しています

ますます、日本人は長生きになったりして・・・

鈴与株式会社 メディカルロジスティクス事業部 寺田

神奈川県出身。鈴与入社以来、海外との輸出入、自動車部品物流、各種流通加工、医療現場の廃棄物物流、国内物流センター営業などの経験を経て、3年前より医療機器物流の営業担当となる。 最近は医療機器の物流に流通加工のノウハウを取り込んだ、新しいサービスの構築をメインテーマに活動している。

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